新型コロナ禍でも2密！渋谷ハロウィン2020の夜はどうなった!?

渋谷ハロウィン2020の人手は普段の土曜日並み

3密（3つの密）とは、「密閉」「密集」「密接」から名づけられた言葉です。今年の渋谷ハロウィーンは例年とは違い、新型コロナ禍で迎えることになりました。屋外ですので「密閉」ではないものの、人が集まることによって「密集」「密接」はどうしても避けられません。

このため、事前に渋谷区長などが新型コロナ感染クラスターの発生を警戒して、ハロウィンの夜は渋谷の街へ来ないよう注意喚起を行っておりましたが、それでも昨年2019からは8割減ですが駅前が大混雑するくらいの人が集まりました。

集まった人99.99％、ほとんど100％と言ってもいいくらいに皆さんマスクを着用していたのは、日本人の衛生意識が高いことの証明でしょうか。コロナウイルスを地元へ持って帰りたくはありませんものね。

とはいえ、確率的にはこれだけ人が集まれば、コロナウイルスのキャリアが一人や二人はいてもおかしくはありません。できるだけ、会話は避けたいところでもあります。

そのような事情もありまして、今回はコスプレor仮装の個別の撮影と掲載依頼は行っておりません。それ以前に、今年の渋谷ハロウィン2020ではコスプレ＆仮装をしている人が極端に少なくなっています。

これは、渋谷区による自粛要請の他に更衣室を用意していなかったり、トイレやゴミ箱の設置をしていなかったことが大きく影響していると思われます。

コスプレ＆仮装がいない渋谷ハロウィンの夜

まず、とにかくコスプレ＆仮装をしている人がいません。

唯一、渋谷駅前のハチ公広場は「密」の状態で混雑をしていましたが、その中を見渡しましてもコスプレ＆仮装はほぼ皆無でもあります。

21時を過ぎてまいりますと、人手は最高潮に達したと思われますが、それでも人と人がすれ違えるスペースは十分に空いており、センター街の中でも行きたい方向への移動が可能です。この頃になりますと、少しコスプレ＆仮装をしている人が増えてまいりました。

その中には、昨年もどこかで見たことのある「カオナシ」など、1年前のコスプレ衣装をキャリーオーバーしていると思われるものも見受けられました。毎年の流行に乗った新作を披露するだけでなく、そういったブレないコスプレというものも続けますと固定のファンが付いてくれます。

コスプレ＆仮装の参加者が激減している渋谷ハロウィン2020ですが、混雑しているのは「ハチ公広場」と「センター街」のみであり、その他の場所では駅から遠くなるほどに人はまばらとなり淋しくなっています。渋谷駅前も、ハチ公広場のJR改札口前は混雑していますが、マークシティ側は普段の渋谷駅といった様子でした。

つまり、ピンポイントで混雑しているのです。

渋ハロ2020でコスプレ＆仮装をしているのは外国人？

21時頃になりますと、若干コスプレ＆仮装をしている人が増えてきますが、飛び交う言語は中国語と韓国語であり外国人だと思われます。国内に在住している外国人が、コスプレ＆仮装のメインとなっています。

では日本人はどうなのかと言えば、コスプレ＆仮装を見物に来ている野次馬が大半です。そのような状況ですので、今年の渋谷ハロウィン2020では「野次馬見物」という点では完全な空振りとなっています。

今年の渋谷ハロウィンでは、新型コロナ禍による様々な制約が発生していますから、コスプレや仮装をせずに私服で友人同士見物に来て、食事をして帰ろうという流れになっているものと思われます。そのせいか、飲食店にお客が入っている姿が見られました。例年ですと、誰も飲食店には目もくれずスルー、客引きが浮いた状態で虚しく声をかける姿が印象的なのでした。

このぐらいの混雑、空いたスペースがあるくらいが参加者にとっても商店街にとっても良い関係であるのかもしれません。

やはり渋谷ハロウィン2020でも人気は「鬼滅の刃」

コスプレ＆仮装をしている人が少ないとはいえ、それでも何人かは見ることができます。やはり、その人気は社会現象化している『鬼滅の刃』に全集中しています。

テレビニュースでもインタビューを受けていた「鬼滅の刃」の併せグループ、今は社会現象化していますから「鬼滅の刃」の話題を記事にすればポイントが稼げる状態です、マスコミもそれを逃さない手はありません。

当然ながら周囲からの注目度も高く、すぐに声がかかり撮影会が始まってしまいます。ウィッグやメイク、造形までを含めて完成度が高い併せ集団は、間違いなく一般ではなくコミケなどにも参加するコスプレイヤーです。

渋谷の街中を普通に「炭治郎」が「禰豆子」が「善逸」が、「カナヲ」に「しのぶ」が歩いています。

その他には、「ミニオンズ」や「カオナシ」「フリーザ」などの定番コスプレが多く見られました。例年、最も多い制服やナース服・メイド服などにゾンビメイクといった出で立ちは影を潜め、カチューシャを付けただけやネコやネズミ風メイクをしただけといった簡単な仮装が多く見られました。

気分が悪くなる人もいるようで、スクランブル交差点には救急車が到着?!

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