How to Cosplay

コスプレ衣装を準備しよう!憧れたキャラの衣装が手元に

コスプレキャラクターの選択

未経験者が初めてコスプレをしようと思いたった時、まずは衣装が無いと始まりません。ウィッグは無くても自毛でキャラクターを再現できることもありますが、衣装が無ければお話になりません。

さて、何のコスプレをしましょうか?

と考えた場合、自分の好きな作品&キャラクターでコスプレするのが普通です。というのも、自分が好きでよく知ったキャラクターでないと、感情移入ができないからです。
すなわち、楽しくない。

カメラマンの撮影側からしても、衣装のサンプル撮影をお願いする時など、コスプレイヤーさんがキャラクターを知らず感情移入ができなくてノリが悪いと、撮影に乗れないのです。そうなると、写真の仕上がりもすこぶる悪い!
楽しいかそうでないか、写真には確実に被写体の感情が現れるのです、不思議ですね。

とは言っても、いきなり複雑なコスプレは初心者にはハードルが高く、難しくもあります。ゲーム系などは、造形や武器などが付属し装飾も多いことから難易度が高い傾向にあります。

初心者がコスプレを行うのに簡単な部類としては、

  • 制服(学校、組織)
  • メイド衣装

があります。

これらのコスプレでは、衣装の他に用意する小物がオーバーニーストッキングやパンプスのような一般的なショップで入手しやすい物、すでに所有している物を使用することが多いという点にあります。その分、コスト的にも費用を抑えられますし、ハードルが低いということにもなります。

また、出来上がったコスプレを誰かに披露した際に、そのキャラクターが何なのか判ってもらえないのが一番悲しくもあります。この時に元ネタから派生したバニーガールや水着のような衣装では、この作品やキャラクターを判ってもらえない場合があるということです。

これに対して、学校制服等であればその作品を象徴するものであることから、キャラクター名は判らなくても誰もがそのコスプレキャラクターの作品名を思い出すことが出来るのです。

さらに、一般的には制服やメイド衣装は同作品内の複数キャラクターに使いまわすことが可能です。
ウィッグ等の一部を変えることで、安価に複数キャラクターのコスプレが可能になるのです。

毎週末のように頻回にイベントや撮影に出掛けるような場合、最も費用がかかる衣装代を節約できるということは、コスパがよいコスプレであるとも言えるのです。

衣装を用意しましょう、いくらくらいかかりますか?

昔、コスプレの黎明期には衣装は自分で作るしか選択肢はありませんでした。ところが今では、ネット通販で簡単に誰にも知られず衣装やウィッグなどを自宅に居ながらして”購入”することが可能になっています。

自作ができるコスプレイヤーさんでも、時間が無かったり材料費コストがかさみそうな衣装の場合には、購入することもあります。
自作と購入は、自分のおサイフと時間を相談しながら選択するべきでしょう。

では購入する場合、いくらくらいのコスプレ衣装が妥当なのでしょうか?
もし自分が友達からその衣装の製作を請負って、このくらいの金額ならやってもいいかな…という価格がおおよその目安になります。

オークション等の4,000~5,000円から、中国系ショップの1万円前後、アイドル系で複雑な衣装になると2万円前後するものもあります。
版権が許諾された”公式”を名乗ると簡素な衣装で15,000円前後、日本製で作り込みを行うと4~5万円にもなり、さらに1点もののフルオーダーともなれば5~6万円から10万円を超える場合もあります。

コスプレ衣装はいくらくらいものを選べばいいのでしょうか?

最初、入門用としては安いところから始めることになるかと思いますが、購入する金額の目安となるのはこの自作の材料費が基本になります。

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自分でその衣装を作ると考えた場合に、生地等の材料費を考えます。
生地代として5,000~1万円、ボタンやジッパーなどの資材のコストを加え、制作時間を時給換算します。
製作時間を時給換算して加えると、だいたい原材料費の1.5~2倍程度がコスプレ衣装として妥当な価格になります。(ここでは、縫製の技術は考慮していません)

これよりも安い場合には、どこかしらに手を抜いているということになり、コスプレ衣装としては欠陥があると判断できます。

中国製なら安くできる?

いえいえ、10年前はそうでしたけれども今では中国の人件費も高騰しており大都市圏では日本と大差ありません、安いのには必ずどこかを削っています。
人件費が安い地方の縫製工場を使えば安く仕上げることはまだ可能ですが、生地が貧弱(シワがよりやすい)であったり縫製が雑であったりする場合があります。

ある程度の経歴があるコスプレイヤーさんの誰もが一度は経験しているであろう、「安物買いの銭失い」にならないように注意しましょう。

本来は安い衣装ほどに、コスプレ初心者や高校生が購入することからも、サポートはしっかりやらなければいけないのですが。


 

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