ひぐらしのなく頃に エンジェルモート制服 コスプレ

Event review

イベントレビュー WF2018[夏]

 

ワンフェス2018[夏] 台風12号

歴史に残る迷走台風12号

ワンダーフェスティバル2018[夏]が、7月29日(日)に開催されました。

今回は台風12号の発生、週末の接近でヒヤヒヤいたしましたが、土曜日深夜のうちに通り過ぎてくれまして、お天気は何とか回復の方向へ。
朝はまだ雨がチラチラと降っていましたが、開場時間になれば雨もやみ晴れ間が見えるくらいになって来ました。

それでも、この台風12号は東から西へ迷走するというこれまでの台風の常識が通用しない珍しいコースをたどり、歴史に残る台風となりそうです。
この特異な台風12号のおかげで通過後も台風一過とはいかず、午前中は時おり激しく雨が降る微妙なお天気でした。

ワンフェス自体は屋内なので雨でも問題はないのですが、コスプレは屋外となりますから雨は死活問題となります。
2015年の冬でしたか、雪交じりの冷たい雨で通路でのコスプレは狭くていろいろと窮屈だった思い出があります。

そんな微妙なお天気ではありましたが、雨がチラつくのも午前中までで午後には雨は降らず、無事に屋外のコスプレエリアも大盛況となりました。
ですが、雨が降った後の晴れで蒸し暑く、皆さん滝汗でしたね。
湿度が高いためにかいた汗が蒸散しないのですよね、コスプレイヤーさんもカメラマンさんも、みんな汗だくで撮影にいそしんでいました。
そんな姿もコスプレ撮影では、写真に写ってしまっています。

ワンフェスの概要

ワンフェス2018[夏] ガイドブック

ガイドブック売り場

WFはガイドブックが1冊2,500円で、このガイドブックが入場券代わりとなります。
入場口でガイドブックを高く掲げて入る、再入場もこれを見せて入る、と他のイベントとは少し違う入場の光景です。

前売りは「ガイドブック引換券」となり2,250円、秋葉原の海洋堂か当日窓口でガイドブックと引き替えます。

WFでのコスプレは、コスプレ登録(8ホールで受付)が必要で登録証(リストバンド)が発行されます。
この登録証が更衣室への入場証にもなっています。
クロークを利用するには、別途500円の利用料が必要になります。

コスプレ撮影(カメラマン)の登録は必要無く、自由に撮影が可能です。
時間は11:00~16:30、撮影が可能なコスプレエリアはホール間の通路と4~8ホールの屋外になります。それ以外の場所、ホール内などでのコスプレ撮影は禁止です。(コスプレしてホール内の移動はOK)
雨天の場合には、別途屋内に撮影可能なエリアが指定されます。

コスプレエリア

ワンフェス2018[夏] コスプレエリア

コスプレエリア

コスプレエリアには、12時を過ぎてきますと人が増えてきます。
着替えが終わったコスプレイヤーさんが、次々と出てくる時間帯になりますから。

今回は、うちのショップのコスプレ衣装が参加していますので、そこで使用する小道具を持って来ています。
朝から会場内を持ち歩くのは邪魔ですし、壊れると困るのでコインロッカーに保管していました、これを取りに行きます。

食品サンプルですがこれが結構高かったのでした、その分かなり精巧に出来ています。
ただし、メイド系のコスプレなどでは頻繁に使えると思いますので、ここは思い切って購入しました。
オムレツとかも欲しかったかな、次回には購入しておきたいと思います。

これを使って「ひぐらしのなく頃に」エンジェルモート制服の竜宮レナ&園崎魅音のコスプレになります。
たぶん、今あるエンジェルモートのコスプレ衣装の中では、ウェストの絞り込みなど一番綺麗なシルエットが出せる衣装になるかと思います。
有名なレイヤーさん何人にも購入して着てもらっており、過去には東京ゲームショウなどでも見かけることがありました。
エナメルという点も、好きな人は多いようです。

ひぐらしのなく頃に エンジェルモート制服 コスプレひぐらしのなく頃に エンジェルモート制服
園崎魅音:るいか さん(@ruuuika)
竜宮レナ:あみむ さん(@amimutam)

ワンフェスのコスプレの特徴は、やはり造形が凝ったものが多いという傾向にあります。
武器や鎧を作り込んでくるコスプレイヤーさんが、すごく多いです。
他のコスプレイベントと比較しても、着ぐるみやかぶり物系のコスプレが多いのもWFならではです、他ロボ系や実写ヒーローが多めとなります。

艦これなどでは、大和などのフル艤装を持ち込んでいたりと、かなり気合いが入ったコスプレが多く見られます。
こうなりますともう、コスプレと言うよりは"セット"と言うべきで、ドライバーを持って艤装を組み立てる専用のサポートが付いていたりと、チームで参加しているようです。

数年前から比べても、このコスプレ造形の完成度が上がってきており、少し前とは比べものにならないくらいのクオリティを出している造形もあります。
絶対に素人じゃないでしょ、というくらいにプロ顔負けの鎧や武器を製作してきているコスプレイヤーさんもいたりします。

ワンフェスを見ていますと、3Dプリンターなどの性能が上がり価格も下がってきており、これ3Dプリンターで設計して出力した物をコスプレに使用してくるのも時間の問題であることを感じます。

ユウナイヤリングとか、小さなパーツを組み合わせるような造形は、3Dプリンターで出力できれば安定生産が出来て欠品とかを減らすことができるのです。
そんなわけで、3Dスキャナと光造形方式の3Dプリンターが欲しいのでありました、これも時代なのかもしれません。

ワンフェス 3Dプリンター

-Event review