コミケ コスプレイヤー撮影

How to Cosplay

コスプレ撮影で奇跡の1枚!撮ってみたくない?

コスプレ写真は「作品」!目指せ奇跡の1枚

コスプレをしてみたら、まずはスマホの自撮りで写真を撮ってみましょう。

初心者のコスプレ写真を何年か後から見返した際には、そのメイクの未熟さや衣装の安っぽさなどから黒歴史以外の何物でもありませんが、残しておきますと自分の進歩を見ることができます。そして何年か経ってから、その当時に流行っていた作品や初心者時代のコスプレ技術などを懐かしむことにより、気持ちを豊かにすることができるのです。

コスプレ写真を撮らない、残さない・・・というのでは何のためにコスプレをしたのか判らず、その意味も半減してしまいます。とはいえ、スマホの自撮りのみではコスプレ作品としては限界があることも事実です。

スマホのカメラの性能が上がっているとはいえ、やはり本格的なカメラの一眼レフやミラーレス機で撮った写真と比べますと、その差は歴然としてあります。作品として残すためには、構図なども含めてやはりカメラマンに撮ってもらう必要があります。

そこでイベントへ参加して、ハイアマチュアやプロ/セミプロのカメラマンさんに撮影してもらうわけです。

ハイアマチュアとは

個人でもハイレベルな一眼レフカメラやレンズ、周辺機器を所有しているようなカメラマンのことで、プロとの違いはお金をもらい仕事としてやるかどうかです。
集まるカメラマンさんの中には、普段はグラビア撮影などを仕事にしているプロやセミプロ(他の仕事と兼業)のカメラマンもかなりの人数がいたりします。

いろんな人から撮影してもらい写真を送ってもらいますと、そのカメラやレンズの風合いの特徴だったり、そのカメラマンさんの構図の好み、写真処理の好みなどがマチマチで違うのが面白いです。

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最近ではカメラ女子と呼ばれ、女性でも一眼レフを駆使する人が増えています。
入門機やミラーレス一眼では、軽量化されており女性でもブレずに撮影が出来たり、豊富なオート機能によりプロ顔負けの撮影を行うことが可能になっています。

こういったカメラを思い切って買ってみる(5~10万円程度)ことも、考えてみましょう。
コスプレって、とにかくお金がかかりますね…(笑)

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そうそう、一眼レフ撮影で注意をすべきことがムダ毛の処理です。
高価なカメラやレンズでは、肌のシワや産毛の1本までしっかりと写ってしまいます。(iPhone等のスマホカメラでは最新でもここまではいきません、髪の毛などは潰れます=レンズ径と受光する映像素子の大きさが大きく違うため)

出来れば顔剃りで産毛を処理しておいたり、鼻毛や腋下に意外と盲点なのが背中、衣装によってはI/Oゾーンの処理はしっかりと行っておきましょう。
コスプレイベント終了後に気付いたりしますと、後からメチャクチャ恥ずかしい思いをすることになります。

コスプレ撮影のルールとマナー

コスプレイベントへ参加してみますと、素敵なレイヤーさんがたくさんいます。
写真撮影はコスプレイベントの中でも大きな要素を占めており、撮ったり撮られたりすることでそのテンションも跳ね上がります。

そこには、コスプレイベント独特な撮影に関するルールやマナーが存在します。

  1. 撮影させてもらう際には許可を取る
    いきなりカメラを向けて無言で撮影、は絶対にNGです。
    一般の来場者や特に外国人に多く見られるのですが、スマホで撮影する際でも必ず被写体のコスプレイヤーさんの許可を取りましょう。他の方が撮影しているから自分もいいだろうといって、盗撮まがいの無言でカメラを向けられるのはいい気分はしません。
  2. スマホでも全然OK
    一眼レフカメラが並んでいる中で、スマホで撮影するのは手軽すぎてレイヤーさんに失礼じゃないか?
    という意見をよく聞きます。そんなことはありません、スマホでも快く撮影を受けてくれますので、気になるコスプレイヤーさんを見かけたら遠慮なく声をかけてみましょう。
  3. SNSへの写真のアップは撮影とは別に許可を取る
    SNSへの写真の流出を好まないコスプレイヤーさんもいます、自分のtwitterやブログ等への写真のアップは可能かどうか、別に許可が必要です。
    アップの前に一度写真を確認させてください、というコスプレイヤーさんもいます。誰しも、綺麗に写っている写真を使いたいものです。
  4. 撮影は指定された場所で
    進入禁止の柵を越えて中へ入らないことはもちろんのこと、通路など撮影が禁止された場所での撮影は絶対にしてはいけません。
    また、撮影に使ったり邪魔だからと木の枝や花を折ったりすることは器物損壊罪に問われる可能性もあり、コスプレイヤー全体の評価をおとしめることになります。
  5. 撮影は休憩を挟みながら
    面白いもので撮影待機列が全く無いとカメラマンは集まってこないのですが、少しでも列が出来るとその後は列がどんどんと長くなっていくのです。
    一人が2分の撮影時間だとしますと、10人が並んでいればそれだけで20分がかかる計算になります。その間、立ちっぱなしポーズを取りっぱなしになるわけです。適度に休憩を挟みながら、水分補給をしながら楽しくコスプレをすることが重要です。
    カメラマン側も、コスプレイヤーさんの休憩を考えてあげたり、メイクや衣装を直す時間を考えてあげるよう、思いやりが必要です。
  6. コスプレイベント撮影独自ルール
    撮影の待機列を切りたい場合、列最後尾の人に後ろ向きに立ってもらい以降に並ぼうとする人を断ってもらうようお願いをします。
    もしくは、待機列終了のプレートを作っておき最後尾の人に持ってもらうことで、断る時の気まずさを回避できます。(これをやっているコスプレイヤーは、まだ少ないです)
    短い時間で待機列を終了させたい場合、囲み撮影へと移行します。「囲みでお願いします」と声をかけ、周囲の迷惑にならない程度でカメラマンに円弧に集まってもらいます。囲み撮影では、コスプレイヤーは左右のカメラへ向かって均等に視線を送るようにしましょう。
    3分くらい撮影時間を取った後、手の空いている人にカウントダウン(10秒)をお願いします。これはコスプレを終了して更衣室へ戻る時、場所を移動したい時などに使います。

その他、動画撮影がNGだったり(下着盗撮などを防止するため)とコスプレイベントによって細かくルールが決められている場合がありますので、それぞれのイベント概要はウェブサイトなどでチェックしておきましょう。

ちなみに、コスプレイヤーさんがポーズを変える際にミニスカートから下着らしきものがチラッと見えることがありますが、ほとんどの場合は露出対策で見えてもいいスパッツだったりブルマだったりしますので、あまり一喜一憂しない方がいいですよ。


 

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