コミケC86 下ネタ 変態仮面

How to Cosplay

マイナーなキャラのコスプレがしたい

コミケC86 下ネタ 変態仮面

マイナーキャラのコスプレメリット、デメリット

基本的にコスプレは、自分がお気に入りのキャラクターを選択するのが一般的です。
好きな愛するキャラクターであれば、ある程度のお金も注ぎ込みますし、徹夜での仕上げ作業も苦にはならず手間暇は惜しまないからです。

ところが、その気に入ったキャラクターがサブキャラや、知名度が低いマイナーなキャラクターだった場合は、どうでしょう?
マイナーキャラのコスプレをすることに、ハードルや制限などがあるのでしょうか。

マイナーなキャラクターのコスプレをしてみたいと思った場合、

  1. コスプレ衣装が市販されていない
    マイナーということは数が売れないということ、すると衣装を販売してもビジネスにならないことから、コスプレイヤー側からしたら「既製品購入」という選択肢は無くなり、衣装は自作(私服の流用含む)もしくはオーダーが中心となります。
  2. イベントでキャラを判ってもらえない
    「マイナー=知られていない」ということで、イベントにおいては通りすがりの人からは何のキャラクターかが判らずスルーされてしまいます。

というようなデメリットがあります。

イベント会場では、そういった見た人から判ってもらえないという寂しさを感じることがあるかもしれませんが、マイナスばかりでもありません。

  1. 共通の趣味(同じキャラが好き)を持った人に出会えたときの喜びが大きい
    マイナーだからこそ、貴重な仲間に出会えたときの盛り上がりは必至、より深い結びつきになる可能性が高いです。
  2. 他の人のコスプレとかぶらない(目立つ)
    人気キャラクターのコスプレは乱立しますので、その中に埋もれてしまいます。また、同じキャラクターは比較されやすいことから細かい部分でチェックが入ります、マイナーキャラは多少改変されていても誰も判りません。(苦笑)

デメリットの解消方法

メリットとデメリットを天秤にかけますとウレシイことも多いことから、マイナーキャラクターのコスプレをする価値はあるわけです。
そこで、このデメリットを少しでも解消する方法を考えてみます。

  • 紹介用スケッチブックに「作品名」「キャラクター名」を書いて知らせる
  • 知名度が高い主要キャラと一緒に合わせを行い、チームでイベントへ参加する

オリジナルキャラクターのコスプレもそうなのですが、少しでも知ってもらう努力をすることで、「あれ、何のコスプレ?」と言われずに済みます。

コスプレという趣味は自己満足な部分が多くありますから、やりたいという気持ちが強ければキャラクターの知名度は関係ありません。
むしろ、マイナーキャラクターをメジャーに押し上げるんだ、くらいの意気込みでコスプレをした方が好感を持ってもらえます。

コミケC86 鬼灯の冷徹

マイナーキャラで大規模イベントへ参加するのはマナー違反か?

ごく一部に、マイナーキャラのコスプレで大規模イベントへ参加してくるのはマナー違反、というような考え方を持っている方がいらっしゃるようです。

100人のコスプレイヤーさんがいれば、99.9人まではこの考え方は間違っていると回答するはずです。いや、もっと多いかもしれません。
カメラマンに聞いても、そういうルールやマナーは聞いたことが無い、と答えるはずです。

ローカルなオンリーイベントや、会場の都合などで主催者が独自に制限したルールなどが存在することはありますが、少なくとも全国レベルでコスプレイヤーが集まるイベントでは、そういったルールやマナーは一切ありません。

もしかしたらそういう方は、初心者の時に最初に参加したローカルイベントでそういった規制がかかっており、それを基本ルールだと勘違いしたまま大規模イベントへ出て来るようになったのかもしれません。

さらに、メジャーキャラクターとマイナーキャラクターの線引きがどこにあるのか、ということにも問題点があります。

マイナーキャラクターの定義?

  • 何%の人が知っていたらメジャーキャラになるのか
  • コスプレしている人が少なければマイナーキャラなのか、では古い作品は?
  • オリジナルキャラはマイナーキャラ以前に唯一となってしまいます
  • 男性は少女漫画やBL/百合漫画を知らないし、ゲームキャラなどは認知度は低いです
    (誰に対しての「マイナーキャラ」なのか)

この線引きは難しく、はっきりと区別が出来ない基準でもあるのです。

コスプレには、視覚的に高い宣伝効果が発揮されます。
これはコミケやゲームショウなどで大手ゲームメーカーがこぞってコスプレコンパニオンを投入していることからも、その経済効果は明らかになっています。

そこで、「このマイナーキャラを多くの人に知って欲しい」「この作品を他の人にも見て欲しい」といった個々のコスプレイヤーさんの想いが乗ったコスプレは、逆に大勢の人の目に触れる大規模イベントにこそ出るべきなのです。

それが、一部の人達に「生産性が無い」と揶揄される非難中傷に対する、反論でもあります。

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