コスプレ衣装 クローゼット

How to Cosplay

コスプレ衣装が届いたら、高まるテンションを抑えてまずすることは?

コスプレ衣装 クローゼット

コスプレ衣装の修正

コスプレ衣装を購入したらやること

念願のコスプレ衣装が届きましたら、開封の瞬間が一番テンションが上がります。ここで予想を裏切られて衣装がショボイと、落とされる落差は「半端ないって!!」となってしまいます。
この開封の瞬間も、コスプレを楽しむ「イベント」の一つですから大切にしたいですね。

コスプレ衣装は付属品の点数が多くなるのが一般的ですので、きちんと全部揃っているかを確認するのは鉄板となります。納品書などに記載されている内容物一覧と照らし合わせながら、欠品がないかを確認します。

さて、問題はここからです。

フルオーダーやサイズオーダーでなければ、自分のサイズに合わせて作られているわけではありません。既成サイズS/M/Lなどから選択している場合には、細かい部分で自分のサイズに合わせて詰める必要があるわけです。

とりあえず試着をしてみて、バスト周りやウェストなどを自分のサイズに応じて詰めます。生地が余ってブカブカですとみっともないばかりか、綺麗なコスプレになりません。

ココがおすすめ

ミシンを使えなかったり、衣装に手を入れるのが嫌な場合には、安全ピンやクリップで見えない部分を簡易的に詰める方法もあります。
中古で下取りや売却する予定がある場合など、できるだけオリジナルを維持したい時などにも有効です。

ネット上には洋服のサイズ直しのサービスもありますが、コスプレ衣装の価格から考えますとそれらは割高に感じるかもしれません。コスプレ衣装は常に着るものでは無く普段着とは違うだけに、そのコストはクオリティアップの方に回すのが正解でしょう。

このように、既成サイズのコスプレ衣装を購入した場合には、必ず購入直後に直し作業が必要であることも頭の中に入れておきましょう。

コスプレ衣装ではできるだけ多くのタイプの人の身体に合わせるため、想定されるヌードサイズよりも大きめに作られているのが一般的です。このため、サイズのお直しは前提でもあるのです。
直し作業が必要無かった場合、それは非常にラッキーです。

このサイズ直し作業の時間も、購入~コスプレイベントまでの時間に組み込んで、考えておく必要があるわけです。
水曜日に注文、木曜か金曜日に発送されて仕事が休みの土曜日に受け取る…その夜に試着して日曜日にイベント、というスケジュールは"勇者"以外の何者でもありません。

ということで、コスプレをするということは、コスト的にも最低限の縫製スキルは身につけておいた方が良い、ということになるわけです。これは必ずしもハイレベルなものでは無く、中学生の家庭科レベルで構いません。

いずれ上級コスプレイヤーになってきますと、コスプレ衣装の改変などで縫製スキルはきっと役に立つはずです。

コスプレ衣装の保管方法

コスプレ衣装はハンガーにかけ風通しをよくして、クローゼットなどに保管します。
可能なら、洋服ビニールカバーをかけて埃などがかからないようにしておくとよいでしょう。

合皮やエナメル部分は、時間の経過によって張り付いてしまったり色移りすることがあるため、重なる場所には紙を挟んでおくようにします。

コスプレ歴が長くなってきますと、多くのコスプレイヤーさんはクローゼットがコスプレ衣装で大変なことになっていきます。しばらく使っていないような衣装は、中古でオークションやショップへ下取ってもらう方法もあります。

最近ではメルカリの誕生で、衣類のリユースも抵抗が無い人が増えてきています。

そういう意味からも、購入時にある程度のクオリティで耐久性のある衣装を買っておけば下取り価格もつきやすく、結果としてコストが抑えられるということにもなります。

コスプレ衣装 クローゼット

コスプレ衣装のお手入れ

コスプレはある意味、我慢の趣味でもあります。炎天下のイベント会場、砂埃が舞う屋外、地面に座ってポージング…
汗もかきますし、お尻や膝が汚れますから、衣装もかなり酷使されるわけです。

ですが、これらは全て綺麗な写真、奇跡の1枚を撮るためなのです。

イベント後のコスプレ衣装は汗や砂埃でかなり汚れており汚いです。ですから帰宅しましたらお風呂場へ直行、汗や皮脂に化粧などが落ち易いうちに、すぐに手洗いが基本です。

コスプレ衣装には、特別な生地が使われていたりフリルが多用されていることも多く、一般の洋服に比べてもかなりデリケートな衣装です。このため、普通に洗濯しますと縮んでしまうことがあります。
衣装によっては、プリントされた模様が剥がれ落ちてくることも。

こういうデリケートな衣装では、洗面器にお湯を張り中性洗剤を垂らして泡立てて、優しく押し出し洗いを行います。その後は泡が出なくなるまで何回かお湯ですすぎ、これも押し出し洗いです。
リボンなどの造形が縫い付けられている箇所などは、縫い付け部分を注意して揉む必要があります。

制服系のようにシンプルなコスプレ衣装のスカートなどは、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うことが出来ますが、縮んだり色落ちを考えるとやはり押し出し手洗いを推奨いたします。

干す際もハンガーに掛けて普通にベランダに干すのではなく、出来れば陰干しで板の上に形を整えて干すことが、型崩れを防ぐ意味からも望ましいです。
布1枚ペラなどは、普通に干して構いません。

コスプレ衣装やウィッグなどに総額何万円もかけるくらいに大好きなキャラクターでしょうから、また次もコスプレの機会があることを夢見て、衣装などは大切に扱いましょう。

コスプレ衣装の準備が出来たら、次はいよいよコスプレイベントへデビューです。


 

-How to Cosplay