がっこうぐらし! /恵飛須沢 胡桃(えびすざわ くるみ)
C/N:ちかのは さん(@chikanoha)
アニメ第1話は日常系?ゾンビ要素を隠して意外性を狙う
『がっこうぐらし!』は、原作:海法紀光、作画:千葉サドルによる漫画で、「まんがタイムきららフォワード」(芳文社刊)にて2012年より連載中で、間もなく次巻12巻で完結がアナウンスされています。
2015年にアニメ1クール12話(高校編 1巻~5巻)、2018年に実写映画が公開されています。
アニメ第1話は、「まんがタイムきららフォワード」に連載の他の作品と同じく"ほんわか日常系萌え美少女作品"を装っていますが、実はホラー系のゾンビ作品であったりと、話題性を提起する仕掛けが巧妙に張られています。これにより第1話放映後にはネット上で様々な議論が巻き起こり、コミックスの売り上げも10倍に跳ね上がったと言われています。
アニメ第2話以降を見た上で、再度1話を見ると様々な伏線が張られていることが判り、また別の見方が楽しめます。
また「がっこうぐらし!」では、"日常系萌え美少女作品"の要素も持ち人間ドラマとしても完成度が高く、ホラーと萌え美少女系双方のファンを獲得している点も見逃せません。
元気少女、胡桃(くるみ)のコスプレ
学園生活部の中で体力担当の「恵飛須沢 胡桃(えびすざわ くるみ)」は、巡ヶ丘学院高校の3年生になります。ツインテールとスコップでゾンビと戦うスタイルが特徴で、学園生活部の中でも積極的に侵入したゾンビの撃退や切り込みなどを行います。
このため、右腕をゾンビに噛まれ生死の境を彷徨うこととなります。そこではワクチンの存在が明らかになり助かりますが、その後もパンデミックの謎のキーポイントでもあります。
実写映画ではゾンビ作品は昔から人気があり多いのですが、実はアニメでゾンビ作品はそれほど多くはありません。殺戮シーンや血しぶきがTV放送にはそぐわない部分があるのかもしれませんが、それでも最近はチラホラとゾンビアニメが見られるようになってきています。
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コミックスが完結することから、コレに合わせて「がっこうぐらし!」のアニメ第2期(6巻~最終刊)も期待ができるかもしれません。