How to Cosplay

成人コスプレイヤーから見た高校生レイヤー

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コスプレイヤーのメイン年齢層

コスプレイヤーと呼ばれる人達が、最初にコスプレを始める最も多い年齢はいくつくらいでしょうか。

コスプレデビューをするのは高校生になってから、16~17歳が最も多いようです。
これは、高校生になりますとアルバイトが出来るようになることから、コスプレを行うための資金が自由になるのが最大の理由のようです。

コスプレ衣装を始めとして、ウィッグにブーツ、メイク用具といろいろとお金がかかることも、コスプレという趣味ではあります。

その後、大学生となり就職して社会人になりますと、仕事が忙しくなったりしてコスプレからは足が遠のくようになります。
また社会人(職場内など)の付き合い上で、コスプレイヤーであるとは言い出しにくいことも、足が遠のく一因となります。(「オタクに恋は難しい/一迅社刊」を参照)

このためコスプレイヤーとして活動できる期間は5~6年程度、というのが一般的な期間でもあります。
これを表わすように、人気キャラクターのコスプレブームはファンの成長とともに5年程度で移り変わっていく傾向にあります。
これは、アイドルの人気も同じなのですね。

評判が悪い未成年のコスプレイヤー

コスプレイヤーの年齢は、その多くが高校生・大学生でもあります。
その反面、10年ほどのキャリアを持つ"アッパー25"の上級者に分類される社会人レイヤーも最近では増えています。
これが、今回のテーマにあるような軋轢を生む要因となっています。
潤沢な資金を背景に、完成度の高いコスプレを次々と披露するコスプレイヤーさん達です。

大学生を含め、そういったレイヤーさんのtwitter等の自己紹介には必ず「成人済みレイヤー」というコメントが追加されています。
つまりは、コスプレイヤーの中では「Over20」と「Under20(未成年)」とでは区別されるということなのです。

なぜなのでしょうか?

普通、女性であれば少しでも若く見られたいと思うのが一般的な心情です。
20代社会人で「高校生か大学生ですか?」と言われるのは、悪い気はしないでしょう。
40歳前後のお母さんが休日の繁華街へ娘と買い物に行き、「姉妹かと思いました」と見られれば嬉しいはずです。

にもかかわらず、「成人済み=20歳以上」を公言するのには、コスプレイヤーの間では未成年コスプレイヤーに対しては敬遠する風潮があるからです。
SNSのコメントに「成人済みレイヤー」と記載するのは、他から未成年のふるいにかけられないようにするためでもあるのです。

未成年=即NGというコスプレイヤーさんも、多くいるということになります。

未成年レイヤーが敬遠される理由

未成年(特に高校生以下)が敬遠される一番の理由が、親の許可を取ってなくてコスプレをしている場合です。

イベントや合わせ撮影会の後などにアフターや打ち上げを行っていますと、帰宅が遅くなる場合があります。
帰宅時刻が22時過ぎなどになりますと、主催代表者のところへ親からクレームが来る場合があるのです。

きちんと、イベントのスケジュールや帰宅予定時刻などを親に伝えて了解をもらっていれば、いかがわしいことをしているわけでは無いことから一向に問題は無いのですが、これを伝えていなかったというだけでとばっちりを受けるのです。
さらにその親御さんが、コスプレに対してよいイメージを持ち合わせていなかった場合には、その趣味までもが否定されてしまうのです。

こういうことを一度でも経験してしまうと、また友達が遭遇してしまった話を直接聞いたりしますと、高校生コスプレイヤーに対してはあまり良いイメージは持てなくなります。

こういったトラブルを回避するためには、参加する高校生レイヤー側が年齢を詐称せずにきちんと正しい年齢を周囲に伝えること、親からコスプレの許可をもらってやっていることなどの情報を先輩コスプレイヤーに伝えておくことです。
高校生であることが判っていれば、金銭面の負担や帰宅が遅くならないように配慮するなど、それに応じた対応ができてトラブル回避の対策が取れるのです。

もう一つ、高校生レイヤーが敬遠される大きな理由が、マナーがなっていないという点です。

社会経験が少ないことからある程度はやむを得ない部分ではあるのですが、運動部出身で体育会系であれば中高生時代から先輩後輩の挨拶を始めとしたマナーは教えられてきており身につくものですが、アニメファンのオタクはそのほとんどが文化系となります。

これが大学生になって来ますと、他の大学との交流があったり合コンなどが組まれたりしますから、先輩へ対するマナーを学ぶ機会も多くなります。
どうしても高校生までは、閉鎖された社会で生活していることから対外的なマナーは甘いということになり、これが社会人を始めとした上級者コスプレイヤーからは敬遠されるわけです。

高校生レイヤーの参加機会を減らしてはならない

そうは言っても、その多くのコスプレイヤーは高校生時代に興味を持ってコスデビューをするわけであり、その機会を奪うようなことがあってはなりません。

成人済みレイヤーさんから敬遠されるのは年齢ではなくその「付き合い方」なので、お互いが気をつけることによってこの溝は解消が可能なのです。

高校生コスプレイヤーが気をつけることとしましては、

  1. 年齢詐称はしない(ウソをつきながらだと楽しくありません)
    高校生であることをきちんと伝え、帰宅時間などに配慮してもらうようにします。
  2. 親にコスプレを許可されているかどうかを明確にしておく
    最低限、他の方へ迷惑のかかるようなことだけは避けるようにしましょう。全て自分の責任で対処すべきです。(親が合わせ主催者のコスプレイヤーへ電話するなど)
  3. 挨拶はしっかりと
    「おはようございます」「お疲れ様でした」など、最初と最後はパフォーマンスでもきっちりと挨拶をしましょう(「ご苦労様」は年上に対してはNGです)
  4. 集合時間などに遅刻をしない
    一番の年下が遅刻してきますとヒンシュクをかいます。交通事情や体調不良での寝坊などでやむを得ない場合には、早めに連絡を入れるようにしましょう。
  5. 報告をしっかりと入れる
    例えば衣装や造形の完成などが間に合わないような場合には、ギリギリではなく早めに先輩に相談するようにします。報告が早ければまだ対処の方法があるからです、前日とか当日に言われても…となり次は呼ばれなくなります。

これらは全て、社会人となった新人が教えられることばかりです。
少しばかり早めに経験してオトナの階段を昇るのも悪くはないでしょう、きっとその先の人生において役に立ちます。

逆に成人済みレイヤーでも、人付き合いが苦手な人は多くいますので、これらがきちんと出来ていない人も普通にいます。

以前、コスプレ衣装のサンプル撮影をした際に、当初am10時の待ち合わせで午前中に撮影を済ませてお昼ご飯をおごり、夕方から夜にかけてデートで都内のスポットを案内しようと計画をしていたことがありました。

ところが11時を過ぎても待てど暮らせど待ち合わせ場所に来ません、携帯電話にも出ません。
ようやく連絡がついたのが12時過ぎて寝坊したとのこと、それから化粧して出て来たのが14時!?化粧と移動で2時間!!
「ゴメンなさい」の一言もなく、その日はとりあえずサンプル撮影だけは行い送り届けて終了、1日の予定が大きく狂ってしまったのでした。

実家住みの当時22歳でフリーターでしたが、完全に社会に適合していない成人済みレイヤーですね、コスプレイヤー以前に人としてどうなんだということですけども。
その後もいろいろと引っ掻き回してくれました、トラブルメーカー、疫病神と言ってもいいくらいに。
とまぁ、Over20でもそういう人はいるわけです、一概に年齢だけで善し悪しはくくれないというわけです。

コスプレは楽しくしなければ意味が無い

高校生コスプレイヤーは社会人からは敬遠されるのも事実ではありますが、年上の方に対してはマナーを気をつけたり、また同年代の友達で新たなグループを作ればよいことで、コスデビューを成人するまで待つ必要はありません。

マナーなどで多少失敗することはあるでしょうが、そこは年上の人からすれば「まだ高校生だから」で済むこともあり、大目に見てくれる部分でもあります。
そのうちに、いろんなことを学んで成長していけばよいのです。

交流は人と人との「縁」ですから、未成年はNGというグループへは縁が無かったと考えて近づかなければよいだけです。

確かに、コスプレ衣装のサンプルでモデル撮影を行うなどの際には、特に近年では高校生では無い(18歳以上)ことを確認して慎重を期しています。
親権者の件もしかり、高校生を使うにはいろいろと制限も多く問題化することは避けなければいけないのです。

高校生側も、みんなが楽しくコスプレができるように、未成年という問題意識を頭の片隅に少しだけ持っていてくれると周りの人達も付き合いやすくなり助かります。

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